【図解で解説】javascript入門 | 変数と定数の宣言
どんなプログラミング言語であろうと必ず使うのが 変数, 定数 です。 この記事では基本的な 変数 と 定数 の使い方、現場のプログラマが使う命名ポイントなどを分かりやすく解説しようと思います。
【学ぶ事】
- 変数と定数について
- 宣言の仕方
- 命名のポイント
変数と定数
変数も定数も両方とも "値を一時的に保存しておく為の箱" の様なものです。 何か数字を保存して置き、あとで利用する場合。 文字列を詰めておいて、あとで出力する場合。 全て変数に入れておきます。
例えば、
a = 10;
とした場合、a
という変数には 10
が入っています。
この変数のうち、値が更新できるものが変数(変わる数)。 値が更新できないものが定数(定められた数)です。 読んで字のごとくですね。
a = 100;
// aが変数の場合、値が更新される。
a = 30; -> 30
// aが定数の場合、エラーが起きる。
a = 30; -> Error
しかし、これらの変数は利用する前に、これから利用する事を宣言する必要があります。
宣言の仕方
変数を宣言する前には var
というものを宣言する変数名の前につけて記述します。
例えば、
// 宣言だけする場合
var a; -> null
// 宣言と初期化を同時にする場合(こちらを推奨します)
var a = 0; -> 0
の様に宣言する際に値も入れておくことも可能です。
上記に書いてある null
というのは変数の中は「空」である事を示しています。※「空 ≠ 0」です。
コンピューターの世界では「0」も一つの値として認識されます。つまり null
は「0」すら入っていない宇宙の様なものと考えてください。
null
は非常に厄介者でエラーやプログラムが落ちる大きな要因になるので変数を宣言する際には気を付けてください。
命名のポイント
変数を宣言する際に一番重要なのがその変数名です。
例えば上記の例の様に a
と宣言していた場合、一体どの様な値が入っている変数なのかが予想できませんね。
ポイントは
- 何に利用するのか
- どんな値なのか
- アンダーバーで見やすく
- 変数なら小文字
- 定数なら大文字
プログラミングの勉強を続けていると、 数値(int, float, double...)、文字列(string)、真/偽(boolean)など様々な種類の値に出会っていきます。
もちろんそれらを使っているうちに、 変数に入っている値はどのタイプの値を表すのかなども考慮していく必要あります。
よく現場で利用される「命名規則」には以下の様なものがあります。
// 数値(int)を表す変数 -> 画面の横幅を格納しておきたい場合
var screen_width = 1280;
// 文字列(string)を表す変数 -> ユーザーの名前を格納しておきたい場合
var user_name = "Shohe Ohtani";
// 真/偽(boolean)を表す変数 -> is_xxx
var is_first = true;
この様に変数に名前を付けておけば、 自分で利用する時も、チーム開発をする時も、誰が見ても理解しやすいですね。
終わりに
自分で書いたのにも関わらず、2, 3日すると何を書いていたのか忘れてしまうものです。 分かりやすい名前を付けておくことでより可読性の高いプログラミングをしていきましょう。
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