Android アプリ リリース前に確認しておきたい3つの落とし穴
アプリが完成して、いざ、さぁ!リリースだ! と思っていましたがそうも行かず。 AndroidアプリはAppleと違ってゆるいし、リリース前に必要な準備もそこまでないし、すぐに終わるだろうと思っていましたが、 申請前に意外と工数を取られてしまった 3つの作業 を紹介しておきたいと思います。
作業内容
- Crashlyticsの設定
- Proguard(難読化)
- ヘッダー画像 / プロモーション画像
Crashlyticsの設定
Crashlyticsを入れ、releaseモードでapkを作成する前に、debugモードで確認時に動かないという事態に。
解決策として見つけたのは Firebase Crashlyticsを使う という記事。
AndroidManifest.xml
に自動初期化をOFFにする設定
<meta-data android:name="firebase_crashlytics_collection_enabled" android:value="false" />
MainActivity.kt
にCrashlyticsの初期化処理
val fabric = Fabric.Builder(this).kits(Crashlytics()).debuggable(true).build()
Fabric.with(fabric)
をやることだそう。
Proguard(難読化)
正直 Proguard に至ってはかなり厄介です。
Android Proguardによるソースコード難読化まとめ という記事を参考にやってみるものの、まずreleaseでビルドがうまく通りません。
警告が出ている箇所を無視する設定を当ててみるとビルドはうまく行えますが、アプリを起動させた時にクラッシュしたり。
色々な記事を見る限りでも、苦戦している方は多いよう。。。
解決策としては、
- ライブラリを利用する時にProguardの設定も一緒に行っておく
- あまりネストする処理を書かない
- パッケージをしっかり整理しておく
これらをあらかじめやっておくことで回避できそうです。 正直、初めから意識しておかないと後からはかなり大変そうです。
解決した際にまた実際にやった解決策を書きたいと思います。
アカウント設定 / 画像リソース
まずはGoogle Play Consoleにログインできるアカウントが無い場合は、リリース直前ではなく、余裕を持ってアカウントを作成しておきましょう。
気をつけるべきポイントとして以下の事項があります。
- $25 USD 申請料が掛かる
- 完了までに48時間ほど掛かる場合がある
画像に関して、リリースする時の画像を既に用意していると思いますが、PlayStoreにはスクリーンショットの他に
などが別にあるので気をつけておきましょう。
終わりに
今回はAndroidアプリの申請が初めてだったこともあり、予想以上に必要なものが多く、工数を費やしてしまいました。 リリース直前になってバタバタなりがちですが、確実にスムーズにできる場所は確実にいきたいですね。
次回の為、これからリリースをする人の為になれば幸いです。
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